アセタールの名前は、アセトン(acetone)とアルコール(alcohol)に由来しています。
アセタールはアルデヒドやケトンのカルボニル基-C=O-にアルコール-OHが付加してできる化合物です。この反応はアセタール形成反応と呼ばれています。アセタール形成反応の結果、エーテル結合-O-が2つ形成されます。
「アセトンやアルコールからできる物質」という意味で「アセタール」と名付けられました。
もちろんアセトン以外のケトンやアルデヒドもアルコールと反応してアセタールを形成するよ。アセトンはアセタール形成反応の代表的な物質というだけなんだね。