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金属の結晶構造は変化するの?

高温・高圧条件では結晶構造が変化することもある

金属の結晶構造は、体心立方格子、面心立方格子、六方最密構造に分類できます。体心立方格子は他の2つに比べるとスカスカな結晶構造です。

金属を高温にすると原子が振動し、隙間の多い体心立方格子に変化する金属も存在します。

例:Ca:面心→250℃→六方→450℃→体心

また、高圧にすると充填率の高い結晶構造(面心or六方)に変化する金属も存在します。

例:Cs:体心→2.2×109Pa→面心

このような結晶構造の変化を相転移と呼ぶよ。

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