天然に存在する不飽和脂肪酸はシス型脂肪酸であり、不飽和脂肪酸を含む油脂は折れ曲がった構造をしています。そのため、お互いに密接してくっつきあうことができず、融点が低くなります。
一方、飽和脂肪酸は脂肪酸部分がまっすぐなため、お互いに十分に近づくことができ、分子間力が働いて融点が高くなります。
![](https://manabu-chemistry.com/wp-content/uploads/2021/12/不飽和脂肪酸-1.png)
天然に存在する不飽和脂肪酸はシス型脂肪酸であり、不飽和脂肪酸を含む油脂は折れ曲がった構造をしています。そのため、お互いに密接してくっつきあうことができず、融点が低くなります。
一方、飽和脂肪酸は脂肪酸部分がまっすぐなため、お互いに十分に近づくことができ、分子間力が働いて融点が高くなります。