酸の強さを示すpH
pHとはH+の濃度がどれくらいあるか0~14の数字で示した値である。値が低ければ低いほど、H+の濃度は高く、酸性が強い。
pH試験紙ではpHによって色合いが変化するhttp://drsircus.com/
pHは以下の式で求めることができる。
http://www.google.com/
log10とは、10の何乗であるかという意味である。
例題
[H+] = 1.0 × 10-2
という濃度であったならば、pHは
pH = – log10 (1.0 × 10-2 )
よって、pH = 2となる。
水のイオン積とpH
H+の濃度と、OH-の濃度を掛けたものは1.0×10-14(mol/L)2であり、これを水のイオン積と呼ぶ。温度が一定ならばこの値は変化しない。これを利用して、OH-の濃度からpHを求めることができる。
例題
[OH-] = 1.0 × 10-2
という濃度であったならば、
水のイオン積は下の式で求めることができるので代入すると、
[H+]×1.0 × 10-2 = 1.0×10-14(mol/L)2
[H+] = 1.0×10-12 mol/L