中和
中和とは酸と塩基の反応である。酸のH+を塩基が受け取る。酸のH+と塩基のOH-が反応してH2Oになる場合が多いが、例外もある。
塩酸とアンモニアの中和では水は発生しないhttp://ic.galegroup.com/
塩(えん)
酸の陰イオンと、塩基の陽イオンがイオン結合した物質を塩と呼ぶ。大抵のイオン結合性物質は中和によって生じた塩である。
硫酸銅CuSO4は硫酸と水酸化銅の中和反応によってできた塩である。
塩の種類
中和反応しても、塩の中にHが残っていたり、OHが残る場合もある。そのような塩には以下の名前がついている。しかし、それらは酸性・中性・塩基性を示すものではないので混乱に注意。
正塩:HもOHも残っていない
NaCl、KNO3
酸性塩:Hが残っている
NaHSO4、NaHCO3
塩基性塩:OHが残っている
MgCl(OH)、CuCl(OH)