酸と塩基の定義
酸と塩基(水に溶けるものをアルカリと呼ぶ)の定義には、アレニウスの定義とブレンステッドの定義の2種類がある。アレニウスの定義はあくまで水溶液の酸・塩基を定義するものである。しかし、塩酸(酸)、アンモニア(塩基)などは気体としても存在するため、気体同士の反応を酸と塩基として定義することができない。そのため、より広く定義を拡張したのがブレンステッドの定義である。
アレニウスの定義
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アレニウスhttp://study.com/
酸
水溶液中で電離して、水と反応し、オキソニウムイオンH3O+を生じる物質
塩基
水溶液中で電離して、水酸化物イオンOH-を生じる物質
アレニウスの定義によると、NH3も水と反応してOH-を生じるので塩基である。
ブレンステッドの定義
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http://www.wikiwand.com/
酸
反応する相手にH+(陽子)を与える物質
この場合、HClが酸、H2Oが塩基となるhttp://alikhan3.hubpages.com
塩基
反応する相手からH+(陽子)を受け取る物質