準備
- 粉末硫黄
- 二硫化炭素 CS2
単斜硫黄方法
- 硫黄を3g試験管にとり、ゆっくり振りながら加熱する。赤褐色になる前に折りたたんだろ紙にうつし、表面に膜ができたら素早く広げる。
ゴム状硫黄方法
- 硫黄を5g試験管にとり、黒褐色になるまで強く加熱する。どろどろの液体になったら、冷水中に中身を出す。
斜方硫黄方法
- ビーカーに粉末硫黄約20gを取り、二硫化炭素50mLを加えてよく溶かす。気温が低いときは、40℃程度の湯に浸けて溶かす。
- 1の溶液をろ過し、大型試験管2~3本に入れる。(下から3~4cmほど)
- 密閉しない程度に綿などで試験管の口をふさぐ。一日ドラフト内で置いておく。
解説
硫黄は様々な同素体を作る原子である。その構造によって性質が異なる。3つとも共有結合性物質である。