硝酸は濃硝酸か希硝酸かで、最終的に生成される物質が異なるよ。
最終的に何になるのかを書く
HNO3 → NO2
ここだけは覚えておかなきゃいけないよ。
O原子の数をH2Oで合わせる
HNO3 → NO2 + H2O
H原子の数をH+で合わせる
HNO3 + H+ → NO2 + H2O
左右の電荷をe–で合わせる
HNO3 + H+ + e– → NO2 + H2O
続いて希硝酸の場合を見てみよう。
最終的に何になるのかを書く
HNO3 → NO
ここだけは覚えておかなきゃいけないよ。
O原子の数をH2Oで合わせる
HNO3 → NO + 2H2O
H原子の数をH+で合わせる
HNO3 + 3H+ → NO + 2H2O
左右の電荷をe–で合わせる
HNO3 + 3H+ + 3e– → NO + 2H2O
濃硝酸はNOじゃない!(つまり希硝酸がNO(一酸化窒素)になる)で覚えよう。