化学のなぜ?を集めました

原子量・分子量・式量

原子の相対質量

原子はCを基準とし、相対的な質量(重さ)が決定されている。例えば、1kgは白金90%とイリジウム10%から作られた直径・高さともに約39 mmの合金製の円柱体が基準となっている。基準がなければ、重さを定義できない。

キログラム原基
1kgの基準。原子の質量の基準は12Cである。
 

同様に原子の重さも炭素12Cが基準となっている(元素記号の左上の数字は陽子の数+中性子の数)。炭素12Cの相対質量は12としている。これは、炭素原子が陽子6個、中性子6個を持っているためである。

原子量
12Cの相対質量と比べて他の原子の相対質量が決定する http://www.nist.gov/

元素の原子量

天然には同位体と呼ばれる原子が存在する。例えば、炭素には12C(陽子6中性子6)の他に、13C(陽子6中性子7)が極わずかに存在する。どれくらい存在するかを%で表したものを存在比と呼ぶ。Cの同位体は以下の存在比である。

  • 12C  相対質量12 98.93%
  • 13C  相対質量13 1.07%
C

ここから、C元素1つの相対質量の平均値を求める。

12×98.93÷100+13×1.07÷100=12.01

よって、C元素の相対質量の平均値は12.01である。この平均値を原子量と呼ぶ。

分子量

分子(非金属+非金属の共有結合の物質)を構成している原子の原子量の総和を分子量と呼ぶ。単純に原子量を足せば良い。

NH3ならば、N=14、H=1.0なので、

NH3=14+1.0×3=17

式量

イオン(例:Na+など)を構成している原子の原子量を式量と呼ぶ。 イオンであっても、電子に質量は殆ど無いので原子量は変わらない。また組成式(イオン結合した物質)を構成している原子の原子量の総和も式量と呼ぶ。

NaClならば、Na=23.0、 Cl=35.5なので、

NaCl=23.0+35.5=58.5 

1 COMMENT

Retta

19/06/2011 – 6:49pmel 4-3-34 que dan leña.3 que siguen dando leña.3 que se tiran como campeones de salto de trampolin.esa es otra inpaetrrteción del esquema de Llourinho.

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