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錯体と錯イオンの違いとは?

錯イオンは錯体の1つ

錯体とは金属イオンに非金属分子が配位結合により結合したものを指します。錯体の中には、イオン化している錯イオン、錯イオンと他のイオンがイオン結合している錯塩、金属原子に分子が配位結合している錯分子が存在します。

錯イオンとは金属イオン(陽イオン)の電荷と陰イオンの電荷が打ち消しあっておらず、イオンの状態として存在している錯体です。

例えば、アンミン石[CuCl2(NH3)2]はイオンではないため「錯イオン」ではありません。 一方、テトラアンミン銅イオン[Cu(NH3)4]2+は「錯体」であり、「錯イオン」とも言えます。

錯イオンは錯体の1つなんだね。錯イオンのことを錯体と言っても間違えではないよ。

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