電気抵抗が大きくなる
電池は負極で生成された陽イオンと、正極で生成された陰イオンが移動して混ざり合うことで、電気的な偏りが無くなり、電池として成立します(電子が流れます)。
電極同士の間は水溶液ですが導線とみなされます。距離が遠いほどイオンの移動が難しくなるため、電気抵抗(イオンの移動しにくさ)が大きくなります。もちろん、あまりにも距離が開いて電気抵抗が大きくなりすぎると電気は流れなくなります。
![](https://manabu-chemistry.com/wp-content/uploads/2021/12/二酸化炭素 水に溶けやすい-3.png)
![](http://manabu-chemistry.com/wp-content/uploads/2021/11/名称未設定のデザイン.png)
金属導線の電気抵抗は「電子の流れにくさ」だけど、水溶液の導線の電気抵抗は「イオンの移動しにくさ」なんだね。