グリセルアルデヒドを基準としてD・L型は決定されている
他の化合物でも同様ですが、D・L型はグリセルアルデヒドを基準として決定されます。グリセルアルデヒドはH、CHO、OH、CH2OHが1つのC原子に結合した物質です。中心のCは不斉炭素なのでD・L型が存在します。
CHOを上、CH2OHを下(手前)になるように置き、右側にOH、左側にHがくるものをD型と呼びます。

アミノ酸では、それぞれの官能基に対応したもので考えます。アルデヒド基は無いので、アルデヒド基が酸化したCOOHが上とし、R(側鎖)を下(手前)に置きます。右側にNH2、左側にHがくるものがD型です。
