SiO2 + 6HF(aq) → H2SiF6
フッ化水素水溶液がガラスSiO2を溶かす反応です。
SiO2のSi-Oの共有結合はかなり強い極性を持っています。中心のS+4にF–が攻撃して新たに結合を作り、SiF4を形成します。水溶液ではさらに2分子のHFが配位結合してヘキサフルオロケイ酸イオン[SiF6]2-という錯イオンを形成します。
HFが気体の場合には錯イオンは形成されずに違う反応が起こります。
SiO2 + 4HF → SiF4↑ + 2H2O
フッ化水素水溶液がガラスSiO2を溶かす反応です。
SiO2のSi-Oの共有結合はかなり強い極性を持っています。中心のS+4にF–が攻撃して新たに結合を作り、SiF4を形成します。水溶液ではさらに2分子のHFが配位結合してヘキサフルオロケイ酸イオン[SiF6]2-という錯イオンを形成します。
HFが気体の場合には錯イオンは形成されずに違う反応が起こります。
SiO2 + 4HF → SiF4↑ + 2H2O